コンパクトな車体に必要機器を集約
最低地上高 3420mm、幅 2780mm、超コンパクトサイズエレクター式コンプレッサー搭載型吹付機です。
- 配管を車体内に収納し、車幅をコンパクトに抑えました。
- ロータリーアクチュエーター式エレクターガイド装着にて狭い断面でも支保工を建てることが可能です。また、インバートストラットも建込可能です。(オプション)
- ロボットはバスケットの下に格納されており、吹付時回転させて前に出し、吹付を行います。
- コンプレッサー、吹付機、添加装置も搭載しておりますので、別置きの必要がありません。
■ エレクター
エレクターはオプションとしてACT式キャッチャーへの変更も可能です。
ACT式キャッチャーは、支保工を把持して約360度回転させ、下半支保工やインバート施工にも対応できます。支保工はH100~H200、重量は300kgまで把持可能で、小断面の狭い空間で支保工を回転させることができます。
吹付ロボット搭載バスケット
支保工建込時はロボットを格納し、作業員がバスケットに搭乗し作業します。作業機が1基省略され、小断面でも前方の空間を有効的に使用することができます。
コンプレッサー
コンプレッサーはMATTEI社製の75kWと37kWを搭載しています。また37kWコンプレッサーを下ろして、液体急結剤やクリアショットも装備可能です。
機動力に優れたベースマシン
ホイール式採用により走行時の振動による各部への影響を回避します。操舵方式は3モードステアリング(前輪・4WS・カニ)で小回りが効くだけではなく、位置決めが容易に行えます。
ベースマシンには国交省指定第3次基準値排出ガス対策型エンジン C7-IPSJ を搭載しています。全輪駆動にてスピーディーかつパワフルな走行性能を発揮します。
仕様図面
仕様諸元
型式 | GMB35C | ||
名称 | GMB35C-ER Ⅲ | ||
全長 | 15,145mm | ||
全幅 | 2,740mm | ||
全高 | 3,420mm | ||
運転整備重量 | 約 25,700kg ※1 | ||
ポンプ型式 | MKW30SM(SYMTEC) | ||
理論吐出量 | 31.0/37.0㎥/h | ||
理論吐出圧力 | 3.4Mpa | ||
走行速度 | max10km/h | ||
登坂能力 | 19.3%(10.9°) | ||
電源ケーブル仕様 | 3PNCT 100mm2×3,14mm2×1-100m ※2 | ||
エンジン型式 | CAT C7-IPSJ | ||
エンジン定格出力 | 168kW/2,200min-1 | ||
総電力 | 129kW ※2 |
※1 搭載される吹付機、急結剤添加装置、エアードライヤーなどにより異なります。
※2 クリアショットシステム仕様搭載時の数値になります。
※ 特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律に基づく特定原動機技術基準および特定特殊自動車技術基準に適合するという確認を経産省、国交省、環境省の三省より受けています。
● エレクター
ブームリフト角 | 上49.5° – 下29° |
ブームスイング角 | 外45.5° – 内38° |
ブームエクステンション長 | 1,350mm |
ブーム長(最伸時-最縮時) | 4,350mm – 3,000mm |
ガイドリフト角 | 上31.5° – 下61.5° |
ガイドスイング角 | 外99° – 内38° |
ガイド回転角 | 90° |
適用支保工サイズ | H-100~200 |
最大到達高さ | 5,960mm |
最大幅 | 7,930mm |
最大把持荷重 | 300kg×2基 |
● バスケット(吹付ノズル)
ブームリフト角 | 上49.5° – 下15° |
ブームスイング角 | 外42° – 内42° |
ブームエクステンション長 | 2,400mm |
ブーム長(最伸時-最縮時) | 5,350mm – 2,950mm |
バスケットリフト角 | 上16.5° – 下59.5° |
ノズルリフト角 | 120° |
ノズル回転角 | 360° |
最大吹付高さ | 7,730mm |
最大吹付幅 | 15,315mm |
最大床面到達高さ | 5,585mm |
最大幅 | 9,525mm |
最大積載荷重 | 150kg |