乾式吹付(過去の提案事例)

吹付:乾式吹付(液体急結剤施工)

指定テーマ提案内容
「安全・工程に係わる提案」乾式吹付(液体急結剤施工)
トンネルの支保吹付コンクリートに液体急結剤マスターロックSA161を用いた乾式吹付を実施する。
吹付機 AL285 + 液体急結剤添加装置 クワトロエース
ポゾリス マスターロックSA161(液体急結剤) SA161

※ 入札公告より抜粋

施工内容・メリット

生コンバッチャープラントから坑口までに工場作業及び他社現場作業(明かり土木工事・プラント工事)に対し、安全を優先する為、生コンバッチャープラント設備を乾式設備とする。

生コンバッチャープラント設備は坑口より700m地点となるが、乾式設備は坑口付近に設置できる事から乾式液体急結剤吹付とする。尚、液体急結剤と乾式吹付の組み合わせによる粉塵対策も可能となる。

この設備によるメリット:

  • 地上のロータ方式吹付機で切羽まで搬送する事により、坑内設備を少なくできる。
  • ノズル先端で混合水を調整することにより、簡単に水セメント比の低減を図れる。
  • ホッパや配管内の清掃が簡単で、洗浄水で切羽を汚すことが少ない。

加えて、マスターロックSA161を併用することにより、以下のメリットが得られる

  • マスターロックSA161は弱酸性であるので、人体への悪影響が少ない。
  • 粉体急結剤を使用した時と比較して、粉じんおよびリバウンド量を低減することができる。

関連ページ